クライシスマネジメント研修ークライシスマネジメントの手法を学ぶー

災害の激甚化や頻発化、ソーシャルメディアの台頭にともなうネット上の炎上の増加など、組織における危機発生のリスクは一段と高まりつつあります。それらの危機と向き合い、どのように乗り越えていくかは、いまやどの企業にとっても重要な課題と言えるでしょう。本研修では、危機が起きた場合への備えや初期対応、立ち直るまでの対応を意味するクライシスマネジメントの手法を学んでいただくことを目的としています。

 

研修概要

 

企業活動を行ううえでは、様々な危機が存在します。災害、従業員の不祥事、ネット上の炎上等、場合によっては企業の存続の危機に関わるような事象が発生する恐れもあります。そしてこうした危機は必ず起きるものと想定したうえで、起きたときにどうするかを考えておく必要があります。この研修ではこうした手法を学んでいただきます。

 

カリキュラム

 

Ⅰ.クライシスマネジメントとは

一度危機が発生すると、その影響は組織のみならず、従業員やその家族、取引先やお客様に至るまで広範囲に及ぶ恐れがあります。ここでは、危機の発生を抑止するためのリスクマネジメントとは異なり、危機が起きることを前提とするクライシスマネジメントの特徴を理解していただきます。

 

Ⅱ.事前の対応

起きると想定される危機の種類をふまえ、まずは自社にとっての危機がどのようなものかを洗い出していただきます。そのうえで、発生した場合の体制構築やマニュアル作成、またそれらをもとにした社内研修や訓練といった事前対応が重要になることを学んでいただきます。 

 

Ⅲ.初期対応

危機発生による影響が及ぶ範囲は、適切な初期対応をとれたかどうかによって大きく左右されます。初期対応の失敗は、危機による被害を拡大させる可能性を高めるとも言えるでしょう。ここでは、いかにして迅速かつ適切な初期対応を行うか、そのポイントを押さえていただきます。

 

Ⅳ.回復のための対応

適切な初期対応を行うことができたならば、危機発生の影響から立ち直り、さらにはその状態を維持していくことも重要です。なぜ危機が発生してしまったか、その原因を追究して二度と同じ事態に陥ることがないよう、対策を講じる必要があります。ここでは、ワークを通して自社での事例をもとに再発防止策を考えていただきます。

 

Ⅴ.総合演習

研修の総括として、自社のCMP(クライシスマネジメントプラン)を作成していただきます。いつ発生するともわからない危機に対しては、可能な限り早めの備えを行うことが肝心です。ここで作成した案をベースに、研修後改めて自社のCMP策定へと繋げられるよう、時間をかけて取り組んでいただきます。

 

 

Ⅵ.現場で実践すること

危機がいつ起きるかは誰にも予測できません。だからこそ、いつ起きても対応できるようクライシスマネジメントに取り組むことが必要になります。研修の最後に、学んだ内容を現場ですぐに活用していくため、今後どのように行動するかを考えていただきます。

 

クライシスマネジメント研修(6~7時間)

Ⅰ.クライシスマネジメントとは

-事例を読み、何が問題だったかを考える-[ディスカッション]

1.危機は起きることが前提

2.リスクマネジメントとの違い

 

Ⅱ.事前の対応

1.危機の種類を想定する

・災害 ・事故 ・不祥事 ・システム停止 ・ネット上の炎上

-自社にとっての危機を洗い出す-[ディスカッション]

2.体制を構築する

・責任者 ・指揮系統 ・連絡手段

3.マニュアルを作成する

・CMP(クライシスマネジメントプラン)の策定

4.研修を行う

5.訓練をする

 

Ⅲ.初期対応

-事例を読み、何が問題だったかを考える-[ディスカッション]

1.情報を収集し事実を確認する

2.関係者に初期対応の指示を出す

3.初動対応の注意点

・迅速な対応 ・対従業員 ・対顧客 ・対世間

 

Ⅳ.回復のための対応

1.現状を分析する

2.原因を究明する

3.復旧のための対策を講じる

4.再発防止策を講じる

-事例を読み、再発防止策を考える-[グループワーク]

 

Ⅴ.総合演習

-自社のCMPを作成する-[個人ワーク/グループ共有]

 

Ⅵ.現場で実践すること

-学んだことを現場でどのように活用するかを考える-[個人ワーク/発表]

受講者の声(アンケートより抜粋)

 

・今まで危機を発生させないことに注力していましたが、研修を受講して、危機はどこかで必ず発生し、発生した際にどのように対応するのかが重要であると感じました。部下にもイメージすることの大切さを含めて伝えてまいります。

 

・研修を受けて一人ひとりの危機意識を高めることが必要だと感じました。部下にも同じ研修を受けさせたいと思いました。

 

・改めて危機が発生した際の対応について気づきが多くあった。今まで以上にリスクの感度を高めていきたい。マニュアルやフローがあることだけで安心せずに、実際に危機が発生した際には冷静に行動ができるようにしたい。そのためにも今あるマニュアルを再度読み直して、変更したほうが良いところがあれば変えていきたい。

 

・危機は必ず起きるので、事前対応などの「対応」に特化した研修を受講できて、自らの知識の向上に繋げることができた。

 

・日頃の業務における危機に対する認識の甘さを再確認できた。受けていない従業員にもクライシスマネジメントの考え方を浸透させたい。

 

・グループワークをたくさん取り入れた研修でしたので、活発な意見交換ができて、とても参考になりました。

 

・危機の想定を部署全体で共有し、対応策を考え、それを平時の訓練に繋げようと思います。

 

・初期対応の重要さを改めて認識できました。今後、自分を含め、部下に対する教育方法を見直し、信頼できる会社にしていきたいです。

 

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実施形態

対面型研修、オンライン研修のいずれでも対応可能です。


オンライン研修の場合は、Zoomを使用します。Zoom上の機能でグループ分けをすることで、グループワークやディスカッションが可能です。詳細はオンライン研修の方法にも記載しています。

 

お問合わせ

企業様に合わせてカスタマイズして実施することも可能です。お気軽にお問合せください。

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