初対面の人とのコミュニケーション研修【法人向け】

仕事をしていると、初対面の人と会話をするケースは多くあります。会社に入社したとき、部署異動したとき、他の部署の人と仕事をすることになったとき、取引先担当者と初めて会ったとき等々。営業部門や、人事・総務等のスタッフ部門の人の中には、毎日のように初対面の人とコミュニケーションを取る機会があるというケースも少なくないかと思います。それでは初対面の人とやり取りをする上では、どのようなところに気をつけたら良いのでしょうか。この研修では、初対面でのコミュニケーション方法について学んでいただきます。

 

研修概要

 

初対面でのコミュニケーションの重要性を理解した上で、一連の流れを学び、それぞれにおけるポイントを理解していただきます。挨拶・自己紹介から始まり、アイスブレイク、雑談、本題に入るところまで、体系的に学んでいただきます。[目安:3~4時間]

 

カリキュラム

 

Ⅰ.初対面でのコミュニケーションの重要性

初対面の人とコミュニケーションを取る際に、最初から本題に入ってしまう人も見受けられます。しかし一緒に仕事をする上では、ある程度のコミュニケーションを取らなければ、その後うまく回らなくなることもあります。ここではなぜ初対面の人とコミュニケーションを取る必要があるか、その重要性について認識していただきます。

 

Ⅱ.挨拶・自己紹介

初めて会った人に対しては、まずは挨拶と自己紹介をする必要があります。誰もが当たり前のように思うことかもしれませんが、ここでどのような挨拶・自己紹介を行うかで、相手が自分に対して抱くイメージが大きく変わります。そしてその後の関係性にまで影響を及ぼす可能性があるのです。ここでは挨拶・自己紹介のポイントを学び、自分流の挨拶・自己紹介文を作っていただきます。

 

Ⅲ.アイスブレイク・雑談

自己紹介が終わった後はいよいよ本題に…といきたいところですが、アイスブレイクや雑談を交えることにより、相手との心理的距離を近づけることができます。そこでここではアイスブレイクや雑談のポイントをお伝えします。とは言えこうした時間を嫌う相手もいるため、そのような場合にはどう対応するか、そうした考え方についても知っていただきます。

 

Ⅳ.本題に入る

仕事上で会話をする場合には、必ず目的があり、話すべきテーマがあります。ここではどのようにして本題に入っていくかを学びます。しかし本題への入り方によっては、相手に対して固い印象を与えてしまう恐れがあります。そこで自然に本題に入っていくためのフレーズについて学び、自分が使いやすい内容を考えていただきます。

 

Ⅴ.初対面でのコミュニケーション徹底演習

研修の最後には、ロールプレイングを行います。こうしたコミュニケーションに関する内容は、ただ講義を聞いただけでは身につきません。実践することで次第にできるようになっていくのです。ここでは社員役と取引先担当者役に分かれてロールプレイングを行い、相手役からフィードバックをもらうことで、今後の改善・レベルアップに繋げていただきます。

 

 

初対面の人とのコミュニケーション研修(3~4時間)

Ⅰ.初対面でのコミュニケーションの重要性

-初対面で感じが悪い人に対してどう思うか-[ディスカッション]

1.初対面でのコミュニケーションによるメリット

・相手の警戒心を解く ・心理的な距離が近づく ・話が進みやすくなる

 

Ⅱ.挨拶・自己紹介

1.挨拶のポイント

・笑顔で ・相手の目を見る ・軽くお辞儀をする

2.簡単な自己紹介

・所属と苗字を伝える ・ビジネスの場では名刺交換も

3.少し長めの自己紹介

・話す内容を日頃から用意しておく ・状況に応じて取捨選択

-1分間で挨拶・自己紹介を行う-[グループワーク]

 

Ⅲ.アイスブレイク・雑談

1.アイスブレイクのポイント

・本題と関係のない話 ・身近な話題 ・砕け過ぎない

-アイスブレイクで話す内容を考える-[個人/グループ共有]

2.雑談はアイスブレイクの反応次第

・反応が良ければ雑談を続ける

・反応が悪ければ雑談はしなくて良い

-社員役・他部署の人に分かれてアイスブレイクと雑談をする-[ペアワーク]

 

Ⅳ.本題に入る

1.本題に入るタイミング

・場が和んだタイミングがベスト

・雑談を好まない相手であれば早めに

2.相手の許可を得る

・本題に入る許可を得るためのトークフレーズ

-本題に入るときのフレーズを考える-[個人ワーク]

 

Ⅴ.初対面でのコミュニケーション徹底演習

-社員役と取引先担当者役に分かれて一連の流れを行う-[ロールプレイング]

受講者の声・感想

・上司や先輩とのコミュニケーションではこの研修で教わったように、挨拶、自己紹介、アイスブレイク、本題の順で話せれば、焦ることなくうまく会話ができると感じました。

 

・研修を受けるまでは、初めての人や上司、先輩に対して、どう対応すれば良いか分かっていませんでしたが、この研修で、笑顔や場の雰囲気を自分で読み取り、対応することが大切だということが分かりました。また、グループディスカッションでは自分にはない意見があり、たいへん勉強になりました。

 

・笑顔でふるまうことの大切さを再認識しました。また、相手に合わせた雑談という考えも、今後お客様と関わる際に必要なことだと思いました。とても有意義な学びの時間となりました。

 

・これから直面していくであろうコミュニケーションの不安が少なくなりました。笑顔が一番大切だということを再認識できました。

 

・この研修で学んだコミュニケーションのスキルを今日から実践できるように意識していきたいと思います。

 

・自分は内気なタイプでしたが、コミュニケーションについて学ぶことで、笑顔で自分からも話しかけることができ、本当によい経験になりました。

 

・これから営業として働いていくために最も重要なコミュニケーションについて学ぶことができ、とても勉強になった。初対面の先輩・お客様、どちらに対しても使えるスキルなので、本日から実行したいと思う。

 

・挨拶をするうえで笑顔や声のトーンが、相手に与える印象にとても大きく関係することを改めて感じることができました。

 

・今後多くの人と初対面として出会い、仕事を一緒にしていかなくてはならない。そのため、相手が心地よいと思えるような、その人にあった対応を、自分からすることが大切だと思った。

 

・グループワークも多く、発表では笑いもあり、社会人として必ず必要なスキルを、楽しく学ぶことができました。

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実施形態

対面型での実施を推奨していますが、オンライン研修での対応も可能です。


[オンライン研修の場合]

・Zoomを使用します。

・ペアワーク、グループワーク、ロールプレイング等については、Zoomのブレイクアウトセッションの機能を使い、実施します。詳細を知りたい方は、オンライン研修の方法をご覧ください。

 

お問合わせ

企業様に合わせてカスタマイズして実施することも可能です。お気軽にお問合せください。

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