新入社員にとって、社会人になって初めて受講する研修が新入社員研修です。ここでどのような教育を受けるかが、その後の社会人生活に大きく影響すると言っても過言ではありません。ここではフォースコミュニティの提供する新入社員研修についてご紹介します。
フォースコミュニティの新入社員研修では、ビジネスマナー、社会人基礎、仕事の基本の大きく3つのテーマを実施します。
※1日間のみ、または2日間のみに短縮することも可能です。
■「上司が新入社員に求めるマナー」を反映
ただ一般的なビジネスマナーを教えるだけではありません。多くの人事担当者や管理職にインタビューをした結果、「上司が新入社員に求めるマナー」として多かったお声を元に、「新人が意外とわかっていないこと」をプログラムに盛り込んでいます。
【実際にあったお声】
・電話の出方を教えてもまったく電話に出ない
・エレベーターでの立ち振る舞いがわかっていない
・書類を提出するときに片手で渡してきた
・上司と食事に行ってもいつも上座に座ってしまう
etc.
社会人にとって必要なビジネスマナーを身につけるための研修です。ただマナーの型を知るだけでなく、なんのためにマナーが必要かを理解した上で、ペアワークやロールプレイングを多く行い、実際にできるようになっていただきます。[目安:6~7時間]
Ⅰ.ビジネスマナー
1.なぜビジネスマナーが大切か
2.「相手がどう思うか」が重要
-マナーができていない人に話しかけられたらどう思うか-[ディスカッション]
Ⅱ.第一印象
1.身だしなみ 2.笑顔 3.姿勢
4.挨拶 ・声の大きさ ・ハキハキとした声 ・表情 ・お辞儀
-お互いの第一印象をフィードバックする-[ペアワーク]
Ⅲ.敬語・言葉遣い
1.敬語 ・尊敬語 ・謙譲語 ・丁寧語
-敬語に書き換える-[個人ワーク]
2.言葉遣い ・クッション言葉 ・二重敬語
Ⅳ.電話応対のマナー
~電話に出ることは入社直後からできる数少ない仕事
1.電話に出る 2.電話を取り次ぐ 3.電話をかける
-社員役とお客様役に分かれてお互いに電話をかける-[ペアワーク]
Ⅴ.来客対応・訪問のマナー
1.来客対応 ・会議室への誘導 ・お茶出し ・お見送り
2.訪問時のマナー ・受付 ・会議室への入室 ・退室
3.名刺交換 ・渡す ・受け取る ・交換する
4.席次 ・上座、下座 ・複数名の場合
-社員役とお客様役に分かれて訪問する-[ペアワーク]
Ⅵ.Eメールのマナー
1.宛先 ・TO、CC、BCCの違い
2.件名 ・一目でわかるようにする
3.本文 ・宛名 ・あいさつ文 ・社内、社外メールの違い
4.署名
-上司と取引先にメールを書く-[個人ワーク/共有]
Ⅶ.その他のマナー ~知らないと現場で困る
1.書類、物の受け渡し
2.エレベーターの乗り降り
3.タクシー、移動時 4.会食、飲み会
Ⅷ.本日学んだこと
-現場で実践すること-[個人ワーク/発表]
■先輩社員の「新人時代の失敗体験」を反映
「上司が新入社員に求める社会人としての心構え・姿勢」はもちろんのこと、多くの社会人の「新人時代の失敗体験談」を元に生まれた「新人時代に知っておくべきこと」をプログラムに盛り込んでいます。
【実際にあった失敗体験】
・「時間厳守」と言われ1分前に到着したら怒られた
・提出期限前日に作業を開始したら期限に間に合わなかった
・電車が遅れメールで遅刻連絡をしたら「電話しろ」と言われた
・休憩時間にイヤホンをして音楽を聴いたら怒鳴られた
・取引先に資料を送り忘れたらクレームになった
etc.
■「仕事をする」とはどういうことかを理解させるプログラム
仕事とは、ただ作業を行うことではありません。指示(依頼)をもらうことで仕事が発生し、それに基づいて作業を行い、完了報告をすることで完了します。こうした仕事の本質について理解をした上で、仕事の基本的な進め方について学んでいただきます。
社会人としての心構えを持っていただき、どのような姿勢が必要かを認識していただきます。また仕事をするとはどういうことかを理解し、ワークを通して仕事の厳しさを体感することで、仕事に対する理解を深めていただきます。[目安:6~7時間]
【2日目】
Ⅰ.社会人としての心構え
-社会人と学生の違いは何か-[ディスカッション]
・お金を払う立場からお金をもらう立場に
Ⅱ.社会人としての基本姿勢
1.常に評価される立場(上司、先輩、お客様)
2.毎日出勤する ・体調管理も仕事のうち
3.時間厳守 ・時間ぴったりはNG ・会議は5分前の着席
4.期日を守る ・費やせる時間を8割で考える
5.約束を守る ・約束を守った数=相手からの信頼
-社会人としてどう行動すべきか-[個人ワーク/共有]
Ⅲ.社会人としてのNG行動
1.勤務時間中 ・あくび ・肘をつく ・ガムを噛む
2.休憩時間中 ・昼寝をする ・音楽を聴く ・ゲームをする
3.不測の事態 ・メールで遅刻連絡
4.その他 ・二日酔いで出勤 ・寝坊 ・電車内で漫画を読む
-文章を読んで問題のある行動を洗い出す-[ケーススタディ]
Ⅳ.仕事の進め方
1.指示・依頼を受ける
・メモをとる ・納期を確認する ・質問する
-上司からの指示をメモする-[個人ワーク/共有]
2.作業を行う ・指示を頭に入れる ・意味を考える
-上司からの指示を受けて作業を行う-[個人ワーク/共有]
3.完了報告を行う 4.時間がかかる作業を行うとき
Ⅴ.仕事をする上での基本姿勢
1.手を抜かない 2.2回見直す 3.期限を守る
4.時間がかかる作業を行うとき
・少し取り組んだら方向性を確認する ・経過報告をする
Ⅵ.仕事を振り返り改善する-PDCA-
1.PDCAサイクルとは
-PDCAを回さないと起きる問題-[ディスカッション]
2.PDCAの重要性
・C、Aをいかに行うかで成長スピードが変わる
Ⅶ.明日から取り組むこと
-今後の行動をPDCAのPとして書く-[個人ワーク/発表]
【3日目】
Ⅰ.報連相の基本
1.報連相の重要性
ー報連相をしないと何が問題かー[ディスカッション]
2.報連相の基本
・報告とは ・連絡とは ・相談とは
3.報連相のポイント
・報告のポイント ・連絡のポイント ・相談のポイント
Ⅱ.報連相上達のポイント
1.「相手が何を求めているか」を考える
ー相手に「報告・相談してほしい」と思う内容は?ー[ディスカッション]
2.「お礼」と「お詫び」を常に意識する
・「この人にお礼・お詫びすることはないか?」を考える
3.報告と相談を同時にする場合
・報告→相談の順番にする
Ⅲ.報連相徹底演習
ーイレギュラーな事態での報連相ー[ロールプレイング]
Ⅳ.わかりやすい文章の書き方
1.1文の長さは40~60字程度
2.文章を書く際の注意すべきポイント
・主語、述語 ・句読点 ・誤字脱字
Ⅴ.読み手を意識した文章
1.相手が1回読んでわかるように書く
2.正しい日本語、文法を使う
3.相手の気持ちになって読み返す
4.見直しを2回行う
-わかりづらい文章を添削する-[個人/グループワーク]
Ⅵ.わかりやすい報告書の書き方
1.結論→詳細の順番で書く
2.必要情報を網羅する
・日時 ・場所 ・関係者
3.箇条書きにする
-本日の研修の報告書を書く-[個人/グループワーク]
Ⅶ.明日から取り組むこと
-前日に書いたPを振り返りDCAを書く-[個人ワーク/発表]
企業様に合わせてカスタマイズして実施することも可能です。お気軽にお問合せください。
【個別法人向け研修】
新入社員向け主体性研修
新入社員向けの内容。主体的に行動できるようになるための研修です。新入社員フォローアップ研修での実施を推奨しています。
【公開型研修】
福岡で開催する公開型の新人研修について記載しています。
【セミナー】
2023年新人への教育方法セミナー ~コロナ禍で学生時代を過ごしたZ世代の傾向【公開型/オンライン】
2023年の新人に対してどのように教育したら良いかをお伝えするセミナーです。
【お役立ち情報】
[新入社員の悩み]
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