会社の同僚の転勤が決まったとき、何かを贈りたいけれど何が喜ばれるか気になりますね。実用的なもの、相手の好きなもの、自分と共通の趣味のものなど、いろいろ考えられますが、「誰かとプレゼントがかぶったらどうしよう」「荷物になったら困るなあ」と、ピンとくるものが思いつかない方も多いと思います。ここでは、転勤経験の多い方の話をもとに、「もらって嬉しかった」「嬉しいけど少し困った」を挙げています。ぜひ同僚への贈り物の参考にしてみてください!
※自身が転勤したいかしたくないかをインタビューした内容は、転勤したい?したくない?に記載しています。
■嬉しかったもの
【ハンドソープ、ハンドクリーム】
引っ越しをして新生活を始めるには、何かと生活用品を買いそろえる必要があります。そんなとき、自分では買わないような、少しだけ高級なハンドソープがあると、洗面所もおしゃれになり、新生活が始まったんだなぁと実感します。香水ほどクセの強い香りも少ないので、相手を選ばずにプレゼントしやすいのでおすすめです。また、秋冬であればハンドクリームも候補です。「自分では買わない」という点で選びやすいと思います。
・自分で買うのはドラッグストアがほとんどなので、転勤のときにもらったハンドソープは新居で重宝しています!(30代 男性)
・複数の友人からハンドクリームをもらったことがあります。さすがに「実はハンドクリームもらったんだ」とは言えませんが(笑)、いくつあっても困らないし、何より食べ物と違って期限を気にしなくていいので、会社と家でそれぞれ使っています。(30代 女性)
【健康グッズ】
仕事でパソコンを使わない人はほとんどいないと思います。ちょっとしたときに使えてかさばらないものであれば、オフィスにも置きやすいので良いと思います。あまり大きいものやキャラクターものだと、会社には置きづらいという方もいますが、自宅用としてプレゼントするなら良いかもしれません。
・一日中パソコンを使うので、もらったツボ押しを会社に置いています。何か考え事をするときには凝っているところを押しながら考えています(笑)(20代 女性)
・地方拠点に赴任しました。支社メンバーみんなでゴムチューブの健康グッズを共有しています。車の運転やパソコン作業で上半身が凝りがちなので、毎日使えてありがたいです。(30代 男性)
【パソコングッズ】
卓上に置ける加湿器や扇風機など、パソコン家電も充実しています。会社の備品でないものをUSB接続して使うのは気が引ける方もいるかもしれませんが、USB接続が不要なものも多いので、色々探してみてください。
・4月からの転勤が決まったとき、卓上扇風機(ハンディファン)をもらいました。暑がりなのをわかってくれている同僚だったので、外出時用に扇子もつけてくれて、センスがいいなあと思いました(笑)(20代 男性)
・パソコンにUSB接続できる加湿器をもらいました。一人暮らしで風邪をひかないように、ということで相手の気持ちが伝わってとても嬉しかったです。(20代 女性)
【文房具】
文房具は小さくて持ち運びしやすいうえに必ず使うものなので、転勤や転職の贈り物に向いています。少し高級なボールペンや、少しだけファンシーなものなど、選択肢も多いのも魅力です。何をプレゼントするか、選ぶ方も楽しみながら選べそうですね。
・同僚何人かからの贈り物として、ボールペンをもらいました。いつか使ってみたいと思っていたものだったので、とても嬉しかったです!(30代 女性)
・かわいいふせんやマスキングテープをもらいました。日常使いはしないけれど、仲のいい同僚に何か書類を送るときは、もらったふせんでメッセージを付けたりしています。(30代 女性)
■嬉しいけど少し困ったもの
【生花】
転勤では少ないかもしれませんが、花束は会社でもらうことも多いです。また、プレゼントするタイミングによっては、引っ越しまで日が少なくて自宅に飾れなかったりして、処分せざるを得ないこともあり、そんなときは受け取った側も心が痛んでしまいます。もしどうしても渡したいのであれば、小さいブーケやブリザードフラワーなど、飾りやすいものの方が良いでしょう。
・引っ越し2日前に、花束をもらいました。すごくキレイでそのときは嬉しかったのですが、引っ越し先に持って行くこともできず、キレイに咲いているのに泣く泣く処分しました。(30代 女性)
・転勤ではないですが、転職して引っ越すとき、送別会で花束をもらったことがあります。実は会社からも花束をもらっていて、持って帰るときに同じ袋に入れたことでお花同士を傷つけてしまったようで、翌朝ものすごく申し訳ない気持ちになりました。(20代 男性)
【大きくてかさばるもの】
具体的な物というより、全体として大きくてかさばるものは、持って帰るのも大変だったりするため「嬉しいけれど少し困った」という声もありました。使う場面だけではなく、もらったあとに自宅まで持って帰ることも想定すると、より良いかもしれません。
・写真立ては、少し重くて持って帰るときに紙袋が破れないか心配でした。私はあまり写真は撮らないのですが、おしゃれな写真立てなので、自宅のインテリアとして使っています。(30代 女性)
・焼き菓子のセットは、一人で食べきれなくて、どうしようか少し迷いました。捨てるわけにもいかないので、賞味期限がギリギリでしたが、転勤先のメンバーにおすそ分けしました。甘いものは好きなので、できれば自分で食べきりたかったです(笑)(30代 男性)
プレゼントはもちろん嬉しいですが、転勤や引っ越しをする方は、プレゼントを持って帰った後にそのプレゼントを引っ越しの荷物として一緒に持って行くことになります。持ち運びしやすいものや使いやすいものが喜ばれるのは、そのためかもしれませんね。また、「会社で使うか」「自宅で使うか」を想定すると、迷ったときに選びやすいと思います。相手の生活スタイルや好きなものを考えるとき、上記のような意見を参考にしてもらえると、イメージしやすいのではないでしょうか。新生活を頑張ってほしい!という気持ちで、同僚や友人を送り出してあげたいですね!
■おまけ:転勤者向けの社会人サークルの紹介を!
転勤者の多くが新天地でぶつかる壁が「友達が全然いない」というもの。そんな状況を想定して、転勤先の地域の社会人サークルを紹介するとおもしろいかもしれません。社会人サークル~フォースコミュニティは、全国で社会人サークルの展開をしています。友達作りをテーマとしていて、他の地域から転勤で来たという人が多く参加されています。転勤する同僚に送るプレゼントに、社会人サークルのホームページを印刷したものを加えると、喜んでもらえる上に、その場も盛り上がるかもしれませんよ!