【研修】ハラスメント防止研修ーセクハラ・パワハラを防ぐー
【日時】2025年3月10日(火)10:00-17:00
【対象】全階層、全職種
【会場】ニューガイヤオフィス天神内会議室
(福岡県福岡市中央区高砂1-1-25 2階)
【金額】税抜40,000円(税込44,000円)/名
【最低催行人数】3名以上のお申込みで開催とさせていただきます。
「どこからがハラスメントになるのか」「何が問題行動なのか」を明確にし、各種ハラスメントの定義と事例を学ぶことで、すべての社員・職員が安心して働くことのできる職場環境を作ることができます。ハラスメントに対する社会の意識や基準は時代とともに変化しています。昔は許容されていた言動が、今では問題視されるケースも少なくありません。
こうした変化に対応できるよう、一人ひとりが正しい知識と柔軟な対応力を身につけていくために、実際に起こり得る事例やケーススタディをもとに、ハラスメントを未然に防ぐための具体的な行動やコミュニケーションのあり方を学びます。
(1)ハラスメントによる影響
ハラスメントは職場に様々な悪影響を及ぼします。被害者は不快感を覚え、精神的負担を抱えるだけでなく、働く意欲を失うほど追い込まれる可能性もあります。ほかの社員への不信感にもつながり、結果として組織全体の社会的な信用を失うことにもなりかねません。本研修を通じて、ハラスメントが個人や職場に与える影響を学び、防止することの大切さをしっかりと考えていただきます。
(2)セクハラの基本
セクシュアルハラスメント(=セクハラ)は、性別に関係なく起こりうるハラスメントです。重要なのは”被害者がどのように感じたか”です。職場に慣れてほしい、仲良くなりたいという親切心からきた発言や行動が、実は「セクハラに該当する」と判断される危険性があります。そこで、どのような言動がセクハラになってしまうおそれがあるのかを一緒に考えていただき、日常生活で心がけることや、実際にセクハラの被害に遭遇した際の対処法についても理解していただきます。
(3)パワハラの基本
パワーハラスメント(=パワハラ)は、職場における力関係を利用した言動がパワハラに該当するおそれがあります。暴言と暴力だけが該当するという認識は間違っており、業務上の行き過ぎた言動や労働者の就業環境が害されていると判断される場合は”パワハラ”と認定される可能性は十分に考えられます。数十年前は指導の一環として当たり前だったことも、現代では「パワハラ」に分類されているかもしれません。本項目ではパワハラに該当するパターンを事例と共に学び、職場内・外で気を付けることや、自身がパワハラの被害を受けた場合の対処法について学んでいただきます。
(4)ハラスメントを防ぐ組織的な対応
ハラスメントが発生した際に最も苦痛を感じるのは被害者です。ですがそのような前例があると人間関係が悪化し、職場環境も悪くなる一方です。組織全体でみると、離職・休職者の増加による人材流出が多発し、最悪の場合、法的責任(損害賠償・企業名公表など)を問われる可能性もあります。そのため個人だけでなく組織全体でハラスメント防止に取り組むことが重要です。ここでは組織としてハラスメントを未然に防ぐためにやるべきことや対応の仕方について理解していただきます。特に管理職以上の方には自身の職場に置き換えて考えていただきたい内容となっております。
(5)日常生活で実践すること
今回の研修で学んだことをもとに、自身の職場でどのように実践するのかを考えていただきます。「あの言葉は相手を傷つけていたかもしれない」「自分の行動を改める必要がある」など、新しい発見があるかもしれません。その気づきを今後の行動にどう生かすか、一人ひとりが自らの言動を具体的に見つめ直していただきます。本項目は、ハラスメントの未然防止の徹底と健全な職場づくりに向けた重要な取り組みです。全員が理解を深め、自らの行動を見つめ直す機会として取り組んでいただきます。
1.ハラスメントによる影響
2.セクハラの基本
3.パワハラの基本
4.ハラスメントを防ぐ組織的な対応
5.日常生活で実践すること
企業様に合わせてカスタマイズして実施することも可能です。お気軽にお問合せください。