あなたは「仕事が遅い」と言われて落ち込んだ経験はありませんか?あるいは同僚と比べて「自分は仕事が遅いなあ」と悩んだことはないでしょうか?また部下や後輩がいらっしゃる方は、「あいつは仕事が遅い」と頭を悩ませていることがあるかもしれません。
仕事が遅い人の特徴には、いくつかのパターンがあります。しかしこれらは変えられないものではありません。ちょっとした努力で変えられるものなのです。
ここでは、仕事が遅い人の特徴を、いくつかのパターンに分類してみました。
【丁寧すぎる】
成果物の質は高くても、時間がかかりすぎてしまう人がいます。こういった人は一つ一つの作業に丁寧すぎる場合があります。完璧主義な人に該当者が多いと言えます。丁寧であることは良いことですが、仕事をする上ではスピードも重要です。このあたりのバランスが必要となります。
【考えすぎてしまう】
慎重な人に多い傾向がありますが、仕事をする前に、慎重になりすぎてなかなか進まないという人がいます。まったく慎重にならないのも考えものですが、ときとして思いきりも必要です。
【ミスが多い】
作業スピード自体は早いのに、ミスが多く、手直しに時間がかかってしまう人もいます。前出の「慎重な人」とは逆に、大雑把な人に多い傾向があります。
【優先順位を理解していない】
複数の業務が同時に舞い込んできたときに、両方ともなかなか進まなくなってしまう人がいます。こういう人は、仕事の優先順位がわかっていない場合があります。「要領が悪い」と言われてしまうことが多いタイプです。
【期日・納期の意識が低い】
仕事には期日・納期がつきものですが、人によってはこれをあまり意識せずに、マイペースに仕事をしてしまう人がいます。期日までに成果物を提出できない場合、仕事を依頼した相手からすると、「あいつは仕事が遅い」と捉えられてしまいます。
【質問をしない】
仕事の進め方がわからなかったときに、上司や先輩に質問をせずに、自分一人で抱え込んでしまい、結果的に仕事が進んでいないというケースもあります。引っ込み思案な性格の人に多いパターンです。また上司や先輩が忙しくて自分のことにいっぱいいっぱいであると、こういった部下・後輩ができやすくなります。
【後回しにしてしまう】
すぐに取りかかれば数分で終わる作業も、後回しにすることで、後から着手すると何倍も時間がかかってしまうケースがあります。面倒なことを後回しにしがちな人は、仕事がどんどん溜まってしまい、結果的に「仕事が遅い」と思われがちです。
【悩んでいることがある】
仕事で落ち込んだことがあったり、プライベートで悩んでいることがあると、作業に集中できず、仕事の効率性が落ちてしまうことがあります。「以前はもっと仕事が早かったのに最近は仕事が遅い」というときは、このケースにあてはまる場合があります。
※これ以外の仕事の悩みに関する情報を仕事の悩みページに掲載しています。
【ツール・ノウハウを知らない】
世の中には、業務を効率化させる様々なツールやノウハウがあります。たとえばパソコン作業であれば、ブラインドタッチができるかできないかで、タイピングの速度は大きく変わります。またEXCELのショートカットキーを使いこなすことで、処理速度を大幅に向上させることができます。さらにはスマホのアプリにも便利なものがたくさんあり、使いこなすことで、時間がかかっている作業を短縮させられる場合があります。これらのツール・ノウハウを知らないと、業務が非効率的になる恐れがあるのです。そのため常日頃から、業務を効率化させるためのツール・ノウハウについてはしっかりとアンテナを張っておいて、使えるものはどんどん取り入れるようにしておくと良いでしょう。