代表インタビュー【社員教育編】

株式会社フォースコミュニティに入社した場合、どのような教育を受けられるの?ここでは代表がインタビューで語った内容を掲載します。

 

■まず始めに、社員教育に関する考え方を教えてください。

私は会社経営の中で最も重要なものの一つが社員教育だと思っています。会社を設立する前、私は人材教育系の会社で4年半働いていました。それもあって、教育の重要性は嫌と言うほど認識していると同時に、社員教育に関しては自分なりに体系立てることができます。まだ社員数数名の規模ですので、大企業のような充実した研修プログラムではありませんが、社員の課題に応じた研修や教育を日々の業務の中に取り入れていくようにしています。

 

■なぜ教育を重視するのですか?

会社にとって必要だからという側面と、従業員個人にとって大切だからという側面があります。まず会社にとってという側面ですが、従業員が成長しなければ会社の発展もありません。一人一人のスキル・能力が向上すれば、当然会社としてのトータルの力も上がります。個人の力が上がっていけば、会社の力は無限に上がっていくのです。もう一つの従業員個人にとってという側面ですが、多くの人にとって「自分が成長した」と実感したとき、すごくうれしい気持ちになると思いますし、仕事のやりがい、ひいては生きがいにすらなるかと思います。社員には、生活の大半の時間を仕事に費やしてもらっているのですから、その分成長させてあげられる仕事でないといけないと思っています。また社員には当社で長く働いてほしいと思っておりますが、いずれ別の道に進む者もいるでしょう。そうなったときに、次の職場でも「あの人は仕事ができる優秀な人だなあ」と思われてほしいなという思いがあります。フォースコミュニティは、人を成長させられる企業でありたいと思っています。

 

■入社後、どのような教育体系がありますか?

まずはサークル幹事としての心構えや運営・会の進行等に関しての研修を受けていただきます。それ以外のマナー、コミュニケーション、関連する法律等に関する研修についても、今後体系立てていこうと考えています。日常業務に関しては、先輩社員が指導役となり様々な業務を教えます。このあたりは基本的にOJT(現場での教育)です。

 

■株式会社フォースコミュニティで働く上で必要な考え方やスキルはなんでしょうか。

年齢、立場、業務内容により異なる部分もありますが、最も重視しているのは、社会人としての基本・マナー、当たり前のコミュニケーションといったところです。前者については、「遅刻をしない」「約束を守る」「嘘をつかない」といった人として当たり前のことから、「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)のコツ」「指示された内容以上のことを行う」「自分自身で判断をする」といった社会人にとって重要なことまで様々です。後者については、「挨拶をしっかりとする」「感謝の気持ちを伝える」「迷惑をかけたらお詫びをする」といった基本的なことから、「相手の気持ちを考える」「相手を不快にさせない」といったことまで様々な内容があります。人とのコミュニケーションが重要な仕事であるため、まずは社員自らが実践できなければ話になりません。またこういったことをおざなりにすると、人間関係にも悪影響が生じ、社内の空気は悪くなり、最悪のケースは不正が行われたりする恐れもあると考えています。健全な企業活動を継続するためというのはもちろんですが、社員が気持ちよく働くためにも、またサークルの参加メンバーにも楽しんでもらうためにも、こういった点を大切にしています。

 

■従業員を指導する際に気をつけていることはありますか?

まず社員の「考える力」が磨かれるように日々指導をしているつもりです。たとえば何かを教えたり指示をしたりする際には、必ずその理由も併せて教えるようにしています。それによって本人がその作業をするときに、「なんのためにそれを行うのか」を常に考えるようになるためです。また教えられた側からしても、その方が仕事を覚えやすく、納得して業務に取り組めるようになるという側面もあります。社員が何か失敗をした際には、ただ結果のみを責めるようなことはしません。何が原因だったのか、次からはどうすべきか、それを自ら考えてもらうようにしています。どんな人でも失敗はしますが、それを振り返って次に繋げることが大切だと思っています。また「褒めるべきときは褒め、叱るべきときは叱る」これを意識しています。社員の努力が成果となって表れたとき、自分なりに考え工夫をしたとき、周囲の人の助けになる行動をしたとき、些細なことでも褒めようと意識しています。人は褒められたらうれしいですし、それだけでがんばろうと思えることもありますからね。忙しいとついついおざなりになってしまうのは私自身反省すべき点なのですが(笑)。一方で、規律を乱すような行動をとったり、周囲の人に迷惑をかけたり、やるべきことを怠ったりした場合には、厳しく叱ることもあります。大企業であれば、自分が叱らなくても他の誰かが叱ってくれることもありますが、当社のようなベンチャー企業では、自分がどうにかするしかない場面も多くあります。叱った後は、「相手は嫌な思いをしただろうな」「ちょっと言い過ぎたかな」とたいてい自分自身も落ち込みます(笑)。けれど会社の成長、従業員の成長を考え、叱るべきときは叱らなければならないと思っています。叱らないことは一見優しいことのようにも思えますが、ときに相手を見捨てるという残酷な結果にもなり得ます。そして最近意識していることは、叱った後に自分自身が引きずらないこと。叱られた後は誰しも落ち込むと思うので、自分自身まで不機嫌になったりテンションを低くしたりしないように心がけています。厳しく叱った後に、あえてくだらないことを話しかけることもあります。「あの人はまだ怒っている」とビクビクしてしまうような状況では、社員は気持ちよく働けないですもんね。

 

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